尾道ラーメン食べ歩きで尾道まで来ました。
そして尾道ラーメンと言えばこのお店は外せないでしょう。
尾道ラーメンの元祖とも言える朱華園です。昭和22年、台湾出身の朱阿俊(しゅうあしゅん)さんが屋台でスタートした歴史あるラーメン屋さんです。
この記事のポイント
朱華園
そもそもこのお店が有名になっていたのは、作家の壇一雄さんが、雑誌「旅」でコラムに書いたことから全国的に有名になったと言われています。
実際に店外にも壇一雄さんの「旅」での一節が書かれています。
わざわざこんなふうに飾られているということは、お店の方でも感謝の念があることがわかりますね。
尾道ラーメンの代名詞的な超人気店でもあるので、土曜日の12時前だったのですがこの混雑っぷりです。
40人近く並んでいたかと思いますが、待った時間は15分ほどです。恐ろしく効率化されているため、回転率がとても良いのです。
朱華園の中華そば
こちらのお店も「尾道ラーメン」ではなくて「中華そば」というメニュー名です。
チャーシューは薄くて大きめのものが一枚。メンマとネギ。そして大きめで不揃いな大きさの背脂が乗っているラーメンです。
朱華園のスープ
一言で言うと、醤油ラーメンとは思えないほど濃厚なスープです。
そしてこちらも本来はレンゲがないスタイルで提供されますが、近くの席の方がレンゲを頼んだら持ってきてくれたのでついついれんげを頼んでしまいました。
鶏ガラとキリッとした濃いめの醤油の組み合わせのスープは驚くほどの濃厚な旨味を感じさせてくれます。
しっかり濃厚なスープです。
他の尾道ラーメンと違って小魚系の出汁は使っていないということなのですが、煮干しのような苦味も感じることが出来るスープです。あの苦味の正体はいかに!?
背脂もしっかり甘味と旨味が感じられる背脂です。背脂自体の味も濃い目でした。
それにしても、スープが濃厚すぎて何杯も水をお代わりしてしまいました(笑)
朱華園の麺
麺は平打のやや縮れ麺です。
こちらの麺はしっかりスープと良く絡みます。釜揚げうどんのようなコシも多少感じられる麺です。
スープとの相性はもちろんバッチリ。
麺がよくスープと絡みます。というか、スープがかなり濃厚ですからね。れんげを使って、れんげの上に小さなラーメンを作って食べるいつもの僕のスタイルは想定していないのでしょうね。
朱華園のチャーシュー
チャーシューは大きめのものが一枚。
薄めでちょっとパサツキ感がある味がしっかり染み込んだチャーシューでした。
ただ、このラーメンはチャーシューはあくまでもオマケ的な要素かもしれませんね。濃厚なスープと、スープと良く絡む平打ち麺を楽しむためのラーメンなので、チャーシューはオマケ的要素が強そうです。
ごちそうさまでした。
尾道ラーメンの比較はこちら ⇒ 【実食比較】尾道ラーメン超厳選10選!オススメや特徴を詳しく解説
朱華園の中華そば
尾道ラーメンの代名詞的な超有名店ですが、個人的にはスープが濃すぎて塩っぱく感じてしまいました。
なかなか旨味は強く感じられるのですが、この濃すぎるスープの味わいは人によっては苦手な人もいるかも知れません。
ただ、麺とスープのバランスは素晴らしいですね。
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