サウサリートの Scoma’s Of Sausalito(スコマズ オブ サウサリート)で「チョッピーノ」を食べました。

サンフランシスコが大好きになりました。アカヌマです。

アメリカはソノマに旅行をしまして、飛行機でサンフランシスコに到着。車で1時間弱移動してブランチを取ったのはカリフォルニア州サンフランシスコのサウサリートにあるScoma’s Of Sausalito(スコマズ オブ サウサリート)というレストランです。

どうやら有名なレストランみたいですね。

ロケーション

カリフォルニア湾にちょっと突き出した海の上にあって、ロケーションは抜群です。
窓際に座ればリッチモンドやバークリーのビル群やカリフォルニア湾の海を見ながらの食事が可能です。

ちなみに写真の真ん中よりちょい左に見えるのが脱出不可能と言われた監獄があったアルカトラズ島です。今は観光地化しているとか。

メニュー

頼んだら日本語のメニューもあるようなことを何処かの口コミサイトで見ましたが、同行者の友人が英語ガッツリ出来るのでおまかせします。

「英語できそう」と言われることがよくあるのですが、全く喋れません。聞き取れません(笑)

メニューもやはりワインが豊富。しっかりカリフォルニア・ワインが多めです。日本では余り見ない光景ですよね。

さて、今回はチョッピーノが目的で来ていますが、色々と頼みました。

Scharamsberg (シュラムズバーグ)

先ずはカリフォルニアのスパークリングワインで乾杯です。

日本でもよく飲む馴染みのある味わいですが、やっぱりアメリカで飲むとなんだかいつもより美味しく感じます(笑)

ワインにストレスがかかっていないから・・・というのもあるのでしょうが、何よりも雰囲気がそうさせてくれるのが大きいですね。

サワードウ

先ずはランチだとサービスで出て来るパンです。酸味が強くて、酸っぱいので、そのまま食べるよりは料理と一緒に食べたほうがいいですね。
このパン。カリフォルニア名物のサワードウという酵母と共に乳酸菌を用いた酸味のあるパンとのことです。

後に出てくるチョッピーノやクラムチャウダーとの相性は抜群でした。

シーザーサラダ

レタスがシャッキシャキ。そしてでかいのでナイフとフォークで切りながら頂きます。

味が濃い目のシーザーソースがガッツリとかかっているのもアメリカンな感じです。僕は好きですが、薄味派な人には濃く感じてしまうでしょう。

クラムチャウダー

2人前を7人で分けてちょうどいい量でした。

やっぱり本場ですね。ホンビノス貝の微かな苦味があるいい出汁が出ているクラムチャウダーでした。
しょっぱすぎず、日本人の舌にも合うと思います。

(店内に日本人は僕らだけでしたが・・・)

Cakebred Cellars (ケークブレッド セラーズ)

続いてワインは2本目。ランチなので軽めです。

ナパのシャルドネですが、ソーヴィニヨン・ブランっぽい青りんごのような爽やかさがあるワインでした。
爽やかな甘味を満喫しながら料理を頂きます。

鶏肉料理

海鮮が有名なフィッシャーマンズワーフですが、鶏肉もいただきました。

このソースなんでしょう・・・めっちゃ鳥肉に合う!そして、サワードウにも合う。

チョッピーノ

本日メインのチョッピーノです。

イタリア料理に影響を受けたカリフォルニア名物のスープ料理です。
チョッピーノという名前は、ジェノヴァで使われていたリグリア語で「刻む」「刻まれた」を意味するチュッピン(ciuppin)に由来し、その日に獲れた魚の残り物を刻んで煮込んで作ったことに由来しているようです。

イカ、海老、サーモン、ムール貝、タコ、蟹と様々な海鮮がトマトベースのスープで煮込まれているのですが、これが絶妙の旨味を感じさせてくれます。

かなり量が多目ですが、一人で全部いけちゃいそうな位お気に入りになりました。

このお店に来たら必ず食べていただきたいのが、このチョッピーノです。
日本にもこのクオリティのチョッピーノを出す店があったら定期的に行ってしまいそう。

ロブスターのリゾット

日本で食べるイタリア料理のリゾットもお米がかなり固めですが、それよりさらに固めに感じたリゾットです。

日本人的にはもう少し固い方が・・・とも思いましたが、これはこれでしっかり楽しめます。味付けがしっかりと濃い目なのです。

ロブスターもたくさん入っていて、しっかり旨味を感じます。

SCOMA’S (スコマズ)

とにかくクラムチャウダーとチョッピーノのわかりやすい魚介ダシの旨味にやられました(笑)

フィッシャーマンズワーフとかサウサリートあたりに観光を考えている方は、屋台もいいですが、しっかりとしたレストランできれいな景色を見ながらスコマズでランチ何ていうのもいいかもしれませんね!

  • 雰囲気
  • 魚介
  • ワインリスト
4.1

チョッピーノ

基本的に何を食べてもハズレがない素晴らしいレストランですが、せっかくなのでサンフランシスコの名物料理のチョッピーノを食べることをオススメします。
元々は漁師料理ということですので、もっと荒々しい料理を想像していたのですが、スコマズのチョッピーノはしっかりと手のこんだ海鮮料理へと進化しています。
旬に寄って微妙に変わるであろう海鮮のネタの変化も時期によって楽しめそうです。

FOODee編集長 アカヌマカズヤ: FOODee編集長。フードブロガー。 株式会社BNF 代表取締役。 元IT会社の経営者。 熟成寿司専門店 優雅、飲食業界専門のクラウドファンディング Foobee 、FOODee IM