【うなぎ蒲焼き】うなぎ割烹髙橋屋のお取り寄せグルメ

東武動物公園駅近くにある老舗のうなぎ屋さん。
以前お店へ行き、その味に感動をしたのは記憶に新しいです。
そのうなぎ屋さんのお取り寄せグルメがあるという情報をキャッチして早速食べてみました!

うなぎ割烹高橋屋とは

埼玉県北葛飾郡杉戸町にお店を構えるうなぎ割烹屋高橋屋。
創業は明治初期。100年以上の歴史を持ち、現在の当主は4代目です。
東武動物公園駅下車後、落古利根川にかかる橋を渡ると一際風格を放つお店が見えます。

敷地は庭園も含めると500坪。
お庭はしっかりと手入れがされており、食材以外でも視覚的に四季を感じながら食事を楽しめます。
桜の季節、紅葉の季節にもおすすめなお店です。

お取り寄せ詳細

うなぎ割烹髙橋屋のお取り寄せグルメは炭火焼 うなぎ蒲焼きの1種類です。

商品名:炭火焼 うなぎ蒲焼き(天然稚魚国産うなぎ)
金額:1人前¥3,132(税込)
購入方法:オンラインストア
全ての仕込みには2時間ほどかかるそうで1日100食限定となっています。

【保存方法】
製造年月日より
・冷蔵(8度以下)で10日間。冷蔵保存後でも6日以内の場合は冷凍保存可
・冷凍(マイナス15度以下)で2ヶ月間

うなぎの蒲焼きは発泡スチロールに入っていました。
軽い素材ですが、見た目は送りものにも喜ばれそうな木目調です。

蓋を開けると真空パック包装されたうなぎとうなぎのタレ、山椒が入っていました。
食べようと思った時に「しまった!山椒を買うの忘れた!」と思ったのですが、まさか山椒まで入っているとは!
とても嬉しいセット。用意するのはご飯だけです。

炭火焼うなぎ蒲焼き 美味しい召し上がり方 

うなぎの蒲焼が入った箱には「保存方法」「美味しい召し上がり方」また仕込みに関するこだわりが書かれた紙が同封されています。
蒲焼きを温めてそのまま食べるというのも良いですが、手順に従ってうな丼にすることにしました。

1パックは1人前にしては量が多く、しかし2人前にすると少なく感じるかもしれない。
ここは贅沢に1パックを使用したいと思います。

うなぎを温める工程
まずは「一、「フレッシュパックうなぎ」を袋から出さずに熱湯(90度)に3分程入れて温めて下さい。冷凍保存の物は5分程お願いします。」と書かれていました。

むむ、90度。
激しく沸騰するちょい手前くらいだろうか?
沸騰させた鍋に入れ、再沸騰したら中火に落として3分間湯煎しました。

ご飯の準備
「二、添付のタレをお好みで、御飯にまぶします。最初は少なめをおすすめします。※御飯は塩を一つまみ入れ、固めに炊く事をおすすめします。」

ご飯がタレの水気を吸う感じではなく、タレをかけた時に米粒がタレでコーティングされるようなイメージかな?
うなぎが美味しくてもご飯が美味しくなければ台無しになってしまう。
そう思いご飯はいつも以上に慎重に炊きました。

ちなみにお米は「新潟産こしひかり HIBARI」
軟水で作られたお米なので炊く際も軟水を使用。

炊飯器ではなく「伊賀焼窯元長谷園のかまどさん」で炊き上げました。

土鍋で固めに炊く。
お水の量を気持ち少なめに、そして蒸気が勢いよく吹き出し始めてから2分経過後に火を止めるのですが、今回は1分程時間を短くしてみました。

タレをの量は記載があった通り少なめに、ボトル1/3弱くらいをご飯にかけます。
こちらのタレは「百四十年伝統を継ぎ足し続けた家宝」と書いてありました。
何てそそられるキーワードだろうか。

百四十年間守り続けるためには、2週間から3週間に一度の割合で火入れをします。
火入れとは、タレの味を調え、ひと煮立ちさせる事です。
継ぎ足し守り続けたタレと新たに仕込んだタレを合わせ、今もお客様に変わらぬ伝統の味をお届けしております。
全国各地より、「お取り寄せ」ができないかとお問い合わせが殺到し、それにお応えできるよう髙橋屋四代目が試行錯誤を繰り返し、極限まで美味しさを近づけた納得のいくこだわりの味と特別な作業工程を施した天然うなぎと秘伝のタレでお召し上がりください。
そして幸せを感じていただければと存じます。

参照:うなぎ割烹高橋屋公式HP

湯煎したうなぎをタレをかけたご飯にのせる
「三、「フレッシュパックうなぎ」をお湯から取り出し、まな板の上に乗せ、袋の端を切ってヘラ及びフライ返しなどで静かに取り、御飯の上へどうぞ。」

ヘラやフライ返しを使うということは崩れやすいということね。
まず湯煎をした際の水滴が混ざらないよう、お湯からあげたパックを丁寧にタオルで拭き取りました。
そしてヘラをうなぎの下に入れて取り出し、ご飯の上にのせて完成です!

ヘラでゆっくり取り出しましたが思った以上の柔らかさで横着しなくてよかった…!

炭火焼うなぎ蒲焼きの味わい

食べる前から思わず笑みがこぼれるフォルム。

まずはそのまま食べてみました。
肉厚なうなぎはふんわりと柔らかいけれどもほのかに弾力があり、咀嚼すればするほど旨味が広がります。

次にご飯と一緒にいただきます。
脂が少なめだなと感じたのですが【水蒸し】と【本焼き】で余分な脂を落としているのだそうです。
そのため、ギトギトとした感じがなく、味がまろやかで余韻が上品。

タレは甘さが控えめでさらっとしています。
また醤油感も強過ぎず、うなぎの味を引き立てることに徹している。そう感じる味。
そしてこれが「お店で食べたあの味だ!」と記憶が蘇らせてくれます。

香ばしさも旨味の一つ。

お店で食べているようなこの感覚はなんだろう?
うなぎを裏返してみるといい感じに焦げめがついていました。
あぁこれか。この焦げが香ばしい旨味なのだ。

うなぎ割烹高橋屋 日本一丁寧な仕込み

【其の一 さき】
天然稚魚国産厳選の活うなぎを季節に応じて産地をかえ丁寧におろします。

【其の二 串打ち】
串は竹串、火力に負けない物を選び丁寧に串打ちします。

【其の三 白焼き】
備長炭の火力と鰻自らの油で小骨を揚げる様に溶かし上質な舌さわりを作ります。

【其の四 水蒸し】
初代より伝統の技法で水の力を借り鰻の臭み、アクを除き余分な油を落とし味をまろやかにします。

【其の五 仮蒸し】
水蒸し同様、仮蒸しの後に小骨(鰻の身には一匹につき150本程の小骨が存在します)をピンセットで抜くなど他店には出来ない大切な工程です。

【其の六 本蒸し】
無くてはならない大切な油が落ち過ぎない様、慎重に20~30分蒸します。

【其の七 本焼き】
百四十年間継ぎ足し続けた秘伝のタレをつけ、火力の強い備長炭で焼き、丁寧に小骨をピンセットで抜き去った際にできた無数の穴の中から余分な脂が落ち、
表面には香ばしい焦げ目がつき遠赤外線の効果で中までトロリと香り良く焼き上がります。
さらにお取り寄せの「うなぎ蒲焼き」は美味しさを逃さないようにひと手間加えております。

参照:うなぎ割烹高橋屋公式HP

ホームページを見てみるとその工程の多さに脱帽です。
ここまで丁寧に作られているからこそ自宅でこれほどの味が楽しめるのですね。

実際に同店でうな重を食べたことがありますが、お取り寄せグルメとの違いは食感のみでした。
やはり焼き上げられた直後にいただく食感とは異なるので、是非またお店にも行きたいとも思いますが、以前より外食の機会が減った今、お店で食べる味と限りなく近いうなぎを自宅で楽しめる本商品は満足度が非常に高いです。

うなぎ割烹高橋屋
商品名:炭火焼 うなぎ蒲焼き(天然稚魚国産うなぎ)
金額:1人前¥3,132(税込)
購入方法:オンラインストア

 

他おすすめのお取り寄せグルメはこちら

グルメブロガー バーボンなつき: 将来の夢は「板前」から始まりました。 それなのになぜかSE・一般事務・経理を経験。 しかし飲食への熱い思いは留まることがなく、エンゲル係数が高い生活へ。 作る、見る、食べる、食べてもらうことが好き。 キャッチコピーは【胃の中に入るものは何でも好き。】 しかしピーマンは食べられません。