麻布十番にひっそりと佇む純喫茶「西琲亜」

喫茶店が大好きです。マスター、家具、コーヒーの味…総合的に歴史を想像してしまうのです。

ぐっとそそられる外観

西琲亜と書いて「セピア」と読むそうです。
お店の前を通った時にぐっとそそられました。

所用があり、一回お店の前を通り過ぎたのですが次の用事まで15分ほど時間があったので入ってみることに。
扉を開くと渋いマスターが「テーブル席は満席なのでカウンターで良いですか?」とのこと。
お店の前はあまり人がいなかったのですが、満席でびっくりです。
時間があまりなかったので全然カウンターで問題ない!ってことで私達はカウンターに座りました。

アイスコーヒー

少し気温が下がってきていますが、外を歩いているとまだ暑い!ということでアイスコーヒーを注文しました。
注文後にカウンターの奥でガラガラと音が聞こえる。
これは!クラッシュアイスを作る音!?
喫茶店でこれは珍しいですね。とってもワクワクしました。

コーヒーのお味はというとかなり濃く感じました。
クラッシュアイスを使用する意味はここにあるのかな?

地域に愛される喫茶店

お店は全面喫煙可です。
純喫茶と言われる喫茶店は大抵全面喫煙可です。
禁煙のお店が増える中、煙がな…と言われる方もいます。
非喫煙者から怒られてしまうかもしれませんが、コーヒーと煙草の香りが相まって喫茶店だと思うのです。

そして喫茶店はその地域で長く愛されているからこそ歴史ある雰囲気が出るのだと思うのです。
レトロ調のお店もありますが、喫茶店の雰囲気は歴史を感じます。
背の低いテーブルとソファ。何年前からあるのだろうかと思いを巡らせてしまうインテリア。
味がありますよね。

カウンターに座ったのでマスターと少しお話がしたかったのですが時間切れでお話することが出来ず…
笑顔が素敵なマスターでした。
また近くに来たら行きたいと思うお店です。

  • 雰囲気・居心地
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グルメブロガー バーボンなつき: 将来の夢は「板前」から始まりました。 それなのになぜかSE・一般事務・経理を経験。 しかし飲食への熱い思いは留まることがなく、エンゲル係数が高い生活へ。 作る、見る、食べる、食べてもらうことが好き。 キャッチコピーは【胃の中に入るものは何でも好き。】 しかしピーマンは食べられません。