西中洲のワインバー。福岡美味しいもの巡りツアーはまずここからスタートしたい

博多美味しいもの巡り、今宵は「つどい」に行くことが決定していたのですがその前に「あほう鳥」でたらふく食べてお腹いっぱい…。ちょっとお腹を空かせてから次に行こうと話しながら歩いているとこちらのお店を発見しました。
ワインバーと書いてありましたが外観はワインバーに見えない。勇気を振り絞って入ってみるとそこは不思議で素敵な空間でした。

「ワインバー ワイン」の雰囲気

入店する時に気が付かなかったのですが、こちらのお店「Wine Bar Wine」という店名です。
なんてストレートなお名前!凄い!!ツボにハマりました。(笑)

入店した時に「本当にワインバー?」と少々驚いてしまいました。
店内は雑貨やランプシェードが多数。
また、お皿がいっぱい飾ってあります。

何よりも驚いたことがカラオケがあること。
扉を開けた時に他のお客さんが歌っていました。

オーナーさんは通称「ベラさん」

ワインバーなのでワインを注文。
今回は南アフリカのワインです。

通常ならワインの味を書くところですが、しかしこちらのお店で一番紹介したいのはオーナーさん。
通称ベラさんはとっても素敵な方でした。

21歳のころからブティック経営を始め、洋服の買い付けでフランスに渡っているうちにワインにハマってしまい趣味でワインを始めたそうです。
そして11年前にお店(ブティック)の端ででワインを出すようになり、それが今では看板を出してワインバーワインの営業も始めたとのことです。
今でもお隣はベラさんのブティックがあります。
ちなみにお店の名前は「boutique bera」です。

最初は変わったお店だなと思いましたがベラさんのお話を聞いて納得。
洋服の買い付けで色んな国に行った時に見つけた好きなものをお店に置いてあるとのことでした。

お店の入り口、ステンドガラスやランプシェードはベラさんの手作り。

お手洗いには世界でもっとも影響力があると言われているファッション雑誌「VOGUE」の鏡がかけられていました。
ワインバーですが、ブティックを経営されているお店らしさがあります。

長居してしまうゆっくりとした時間

当初はそんなに長居するつもりはなかったのですが、気がつけば2時間以上経過していました。
途中、なぜか他のお客さんとFOODee編集長アカヌマがこの雰囲気の中でラップを歌うという謎のセッションがありました。(笑)

ベラさんとのお話が楽しくてついつい話込んでしまう。
居心地が良いのです。

ここら辺りの美味しいお店情報もたくさん教えてくれました。
「次に博多に来た時はまずワインバーワインスタートにしよう!」
と言いながら後ろ髪を引かれる思いでお店を後に。

関東から来た一見さんにもとっても優しいお店です。
素敵な時間と美味しいワインをありがとうございました!

  • ワイン
  • 謎の雰囲気
  • オーナーベラさんのお人柄
4.5
グルメブロガー バーボンなつき: 将来の夢は「板前」から始まりました。 それなのになぜかSE・一般事務・経理を経験。 しかし飲食への熱い思いは留まることがなく、エンゲル係数が高い生活へ。 作る、見る、食べる、食べてもらうことが好き。 キャッチコピーは【胃の中に入るものは何でも好き。】 しかしピーマンは食べられません。