フランスの定番お菓子クイニーアマン!(中身や歴史をご紹介)

ふっと入ったパン屋さんでクイニーアマンがあったので思わず手に取りました。アカヌマです。

クイニーアマンと言えば一昔前にちょっとだけ流行しかけた感がありましたが、流行りきらずに終わった印象を勝手に持っています。ぜんぜん違うかもしれませんが・・・
今日はそんなクイニーアマンをご紹介したいと思います。

クイニーアマンとは?歴史をご紹介

フランス生まれのクニーアマンですが、元々はフランス北西部のブルターニュ地方というところの郷土料理になります。
実はクイニーアマン(Kouign-Amann )と言うのはフランス語ではありません。

ブルターニュ語(ブルトン語、ブレイス語とも言われます。)というフランスのブルターニュ地方に伝わる言語になります。

Kouignクイニー→ケーキ(フランス語:Gâteau)

Amannアマン→バター(フランス語:Beurre)

ということで、バターを使ったケーキですね。

1860年代、当時フランスでは小麦粉が不足していてバターの方が安かったみたいです。そこで、パン屋のイヴ=ルネ・スコルディア(Yves-René Scordia)さんが、小麦粉400g、バター300g、砂糖300gという異常な配分のパン生地を作った所、パン生地としては失敗。

そのまま捨てるのはもったいないということで、そのまま生地を伸ばす→織るを何度も繰り返し、バターと生地を馴染ませて焼いたところ、とても美味しいケーキが出来上がって商品家にいたったとのことです。

クイニーアマンの中身は外のカリカリは?

クイニーアマンは外にカラメルがついていて、その部分はかなり甘めです。

そして中身には特に何か入っているわけではありません。

中身もしっかりとバターの風味が香るのが特徴です。

クイニーアマンの味は?美味しいの?

外はサクサク。ちょっとザクッとした感触です。ぼろぼろ溢れるので注意が必要です。
中は弾力があって、ちょっともっちりとした食感の違いを楽しむことができます。

特に生地からバターの風味を強烈に感じる事ができて、外側の甘えのカルメラと相まってなかなかの味わい。

甘いのが好きな方は是非食べてみてほしいですね。

ブーランジェリー・マッサ (Boulangerie MASSA)

今日は千葉県佐倉市にあるブーランジェリー・マッサさんでクイニーアマンをいただきました。

ちょっと甘さ控えめ(それでもしっかり甘いです)が食べやすいクイニーアマンでした。

ごちそうさまでした。

FOODee編集長 アカヌマカズヤ: FOODee編集長。フードブロガー。 株式会社BNF 代表取締役。 元IT会社の経営者。 熟成寿司専門店 優雅、飲食業界専門のクラウドファンディング Foobee 、FOODee IM